新千歳空港は、北海道の空の玄関口として広く知られており、毎日多くのフライトが離着陸し、札幌などの人気観光地へのアクセスも非常に便利です。
空港内にはさまざまなショップや飲食店があり、ショッピングやグルメも楽しめます。
北海道旅行を満喫した後、最後に新千歳空港で過ごしてから帰る方も多いでしょう。
しかし、天候不良やフライトのトラブルで予定通りに搭乗できないこともあります。
特に夏の台風や冬の雪によって空港で長時間待つ必要がある場合も…。
短時間の待機ならそれほど気にならないかもしれませんが、長時間になると仮眠や休憩が必要になってきますよね。
では、新千歳空港内で無料で仮眠や休憩ができるスペースはどこにあり、利用時間はどのくらいなのでしょうか?
今回は、新千歳空港で仮眠や休憩が無料でできるスペースと、その利用時間について詳しくお伝えします。
新千歳空港で無料で仮眠ができる場所はどこ?
新千歳空港で無料で仮眠ができる場所はどこなのか?利用時間も含め、徹底的に調べてみました。
余裕を持って空港に到着しても、意外に時間が余ってしまうこともありますよね。
天候や機材の問題で搭乗予定のフライトが遅延したり、運航されなかったりすることもあるでしょう。
そんなとき、椅子に座って少し休憩したくなることもあるのではないでしょうか?
新千歳空港には無料で仮眠や休憩ができる場所があるのでしょうか。
無料の椅子スペースが多くある印象ですが、混雑具合により、横になって休むのは難しいかもしれません。
また、各所に椅子は多くあるものの、混みやすい場所や比較的空いている場所もあります。
そこで、比較的空いていて休憩や仮眠ができるおすすめのスポットをいくつかご紹介します。
4階
新千歳空港の建物は、地下1階から4階までの構造で、最上階の4階には温泉や映画館、ゲームセンターなどがあります。
4階の椅子や無料スペースは意外と空いていることが多いです。
- 映画館前: ゲームセンターが近いため、音に敏感な方には不向きかもしれませんが、音を気にしない方には良い休憩スポットです。
- 温泉前: 畳と和傘をデザインしたオシャレな椅子が特徴で、温泉利用者が多い場合は混みますが、無料で使える良いスペースです。
- センタープラザ: PRONT喫茶店前の椅子は無料で利用でき、開放的な雰囲気でおすすめです。
3階
飲食店が集まるフロアで、フードコート周辺の椅子は普段から混み合います。
比較的空いているスポットもありますが、時間帯によって異なります。
- 連絡通路: 国内線から国際線への連絡通路にある「ドラえもん わくわくスカイパークカフェ」付近の椅子は比較的空いている場合があり、特に夕方以降はおすすめです。
2階
この階は多くの人が利用し、お土産店や搭乗口が集まっています。
混雑しやすい場所ですが、北・南の端の方に行くと、比較的静かに休憩できる椅子があります。
1階
手荷物受け取り場やバス・タクシー乗り場、レンタカーカウンターが集まるエリアで、椅子が多いです。
到着の多い時間帯は混雑する印象があります。
外との出入り口が近いため、冬場は少し寒いかもしれません。
地下1階
JR駅がメインで、空港というよりも駅の印象が強いフロアです。
券売機や改札口周辺には多くの人が行き交うため、地下で休憩や仮眠するのは難しいでしょう。
ラウンジ
最後に紹介するのは、空港内のラウンジです。
完全無料ではありませんが、休憩に適したおすすめの場所です。
ラウンジは3階にあり、入場料は1,100円でソフトドリンクは飲み放題となっています。
ラウンジ内にはソファ席とカウンター席があり、静かにくつろげる環境です。
通常、入場には料金がかかりますが、特定のクレジットカードを持っていると無料で利用できることもあります。
そのようなカードを持っている場合、条件付きでラウンジが無料で利用できるため、休憩におすすめのスペースです。
また、普段からポイントやマイルを貯めやすいカードを利用することで、さらにお得に使えるでしょう。
新千歳空港で仮眠ができる場所の利用時間
空港での休憩や仮眠をする際には、利用可能時間も気になる所ですよね。
では、新千歳空港で仮眠できるスペースの利用可能時間を一覧の表にまとめます。
エリア | 開館時間 | 閉館時間 |
---|---|---|
国内線 | 5:00 | 23:00 |
連絡通路 | 5:00 | 23:00 |
国際線 | 5:00 | 20:00 |
ラウンジ(国内線) | 7:00 | 20:30 |
通常の利用時間は上記の通りです。しかし、台風や大雪の季節には「空港で一夜を明かす」という報道が見られることがあります。
新千歳空港も状況に応じて閉館時間を延長する場合があり、2022年2月の大雪の際には、鉄道やバスが不通になり、閉館せずに対応したこともあります。
ただし、通常時は閉館後、ロビーの椅子で仮眠することはできません。
深夜でも利用可能な施設として、新千歳空港4階にある「新千歳空港温泉」があります。
こちらは「スーパー銭湯」に近い施設で、入館料で「リラックスルーム」も利用可能です。
深夜1時以降は追加料金がかかりますが、料金は通常の入館料に深夜料金を加えても大人1人3,000円ほどです。
新千歳空港温泉料金
区分 | 料金 |
---|---|
大人(中学生以上) | 2,600円(入浴料、浴衣、バスタオル、タオル含む) |
子供(小学生) | 1300円 |
幼児(3歳〜未就学児) | 無料 |
深夜料金(1時以降) | 大人 2,000円、子供 1,000円、幼児 無料 |
新千歳空港温泉は有料ですが、温泉に入りながらリラックスルームで仮眠できるのでおすすめの場所です。
まとめ
「新千歳空港で無料で仮眠ができる場所とその利用時間」について調査しました。
台風や大雪といった予期せぬアクシデントで空港に閉じ込められてしまうこともあるかもしれません。
その際に、どこで仮眠や休憩ができるのかを知っておくと役立ちます。
個人的におすすめなのはラウンジです。
完全無料ではありませんが、旅行には費用がかかるため、普段からポイントやマイルが貯まりやすいクレジットカードを活用し、ラウンジの無料利用特典を受けています。
無料で利用できるのなら、ラウンジを使わない理由はないですよね。
もし特典がない場合でも、入場料1,100円でソフトドリンクが飲み放題、落ち着いた空間で過ごすことができます。
空港の営業時間は24時間ではないと思われがちですが、利用時間は何時から何時までと明確に決まっています。
災害時には臨機応変に対応し、通常時でも早朝から深夜まで利用できるので安心です。
新千歳空港で休憩や仮眠スペースを探す際に、この情報を参考にしてみてください。