【どっちにする?】ことひら温泉御宿敷島館 本館と敷島館の違いから過ごし方まで

こんぴらさんの参道沿いにひっそりと佇む「ことひら温泉 御宿敷島館」。

明治時代から続く歴史ある建物と、現代的な施設が見事に調和した温泉宿をご紹介します。

建物が「敷島館」と「本館」の2つに分かれているのですが、違いが気になる方も多いはず。

違いを簡潔にお伝えすると下記の通りです。

本文では、両館の違いから、おすすめの過ごし方まで、とことん解説していきます！

敷島館と本館、どっちに泊まる？

御宿　敷島館（共立リゾート）
(画像提供：楽天トラベル)

敷島館は明治時代に建てられた木造3階建ての入母屋造りの建物で、国の登録有形文化財にも指定されています。

2004年に共立リゾートがリニューアルする際も、当時の面影を大切に残しながら改装されました。

特に印象的な唐破風の玄関は、歴史を感じさせる見事な建築美を今に伝えています。

表参道沿いという立地は、観光の拠点としても最高です。

朝のお参りも徒歩ですぐ。

早朝参拝から戻ってきて温泉に浸かってから朝食…という贅沢な時間を過ごすことができます。

建物の特徴を徹底比較

敷島館と本館、それぞれに異なる魅力があります。

敷島館は明治時代から受け継がれてきた木造建築の温もりと、随所に施された意匠が特徴的。

廊下を歩くたびに軋む床の音が懐かしさを誘い、まるで時代劇の世界に迷い込んだような雰囲気を味わえます。

館内は畳敷きで、靴を脱いでゆったりとくつろげる空間となっているのも、和の温泉旅館ならではの魅力です。

一方の本館は、現代的な快適さを追求した造り。

新しい建築様式を取り入れ、モダンな設備と洗練された内装で、都会的なリゾート感覚を楽しめます。

特に客室は機能的にデザインされており、現代のニーズに応える充実した設備が整っています。

お部屋選びのポイント

どちらの館を選ぶかは、旅の目的によって変わってきます。

歴史的な建物で江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わいたい方は敷島館がおすすめ。

現代的な快適さを重視する方は本館が良いでしょう。

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温泉施設の魅力を徹底解剖

開放感あふれる大浴場

御宿　敷島館（共立リゾート）
(画像提供：楽天トラベル)

大浴場は広々として清潔感抜群。

特筆すべきは「うたせ湯」の設備です。

肩や背中の疲れを心地よい刺激で癒してくれます。

浴場内は落ち着いた照明で統一され、ゆったりとした雰囲気。

大きな窓からは季節の移ろいを感じられる眺めが広がり、まるで自然の中で温泉を楽しんでいるような開放感があります。

特に夕暮れ時は、空の色が刻々と変化していく様子を眺めながら入浴できる贅沢な時間を過ごせます。

また、浴場内の設備も充実しており、洗い場は広々として使いやすく、カランの数も十分。

混雑時でもストレスなく利用できる配慮が随所に感じられます。

4つの趣異なる貸切風呂

4つの貸切風呂は、それぞれのテーマに合わせて細部まで丁寧にデザインされています。

「竹」の湯では、竹林のようなしなやかな空間演出が、日常を忘れさせてくれる静寂な時間を提供。

「檜」の湯は、香り高い檜材を贅沢に使用し、まさに純和風の趣。

温泉に浸かりながら漂う檜の香りに、心も体も癒されます。

「岩」の湯は、自然石を配した露天風呂で、まるで渓流の中にいるような趣。

季節の風を感じながら、開放的な温泉体験を楽しめます。

「陶」の湯は、香川の伝統工芸である陶芸の要素を取り入れた独創的な空間で、地域文化も感じられる特別な設えとなっています。

予約は先着順なので、チェックイン後すぐに予約することをおすすめします。

2人で入るのにちょうど良いサイズで、約40～50分の利用時間。

カップルや親子での利用に最適です。

特に夜は照明が雰囲気を演出し、より趣深い温泉体験を楽しめます。

夕食前に大浴場でしっかり温まり、食後にゆっくりと貸切風呂を楽しむ、というプランがおすすめ。

また、各貸切風呂には脱衣所に休憩用のソファも設置されているので、湯上がり後もゆっくりと過ごせます。

汗を落ち着かせてから部屋に戻れるので、特に夏場は重宝します。

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快適な滞在のための過ごし方

チェックイン～夕食までの理想的なプラン

チェックイン時には、まず色とりどりの浴衣から好みのものを選ぶところから旅館での滞在が始まります。

季節感のある落ち着いた色合いから、華やかな柄物まで、選ぶ時間も旅の楽しみのひとつ。

お部屋に到着したら、まずは一息。

ウェルカムスイーツの「灸まん」は香川の老舗菓子店の銘菓で、しっとりとした食感と上品な甘さが特徴です。

お茶を飲みながらの一服で、旅の疲れも癒されていきます。

その後は、ぜひ温泉巡りを。

大浴場でしっかりと温まった後は、湯上がり処でアイスキャンディーを。これが実に心地良いんです。

夏場はもちろん、冬でも温まった体に程よい清涼感をもたらしてくれます。

夕食後のおすすめプラン

夕食後は、館内の静かな雰囲気を楽しむ絶好の時間。

ロビーでは、温かい飲み物を片手にゆっくりと過ごせます。

窓際の席からは、夜の参道の風情も楽しめるんですよ。

21時頃からは名物の夜鳴きそばの時間。

「もう食べられないかな…」と思いながらも、不思議と箸が進んでしまうんです。

カウンターで熱々のそばをすすれば、なんとも言えない贅沢な気分に。

自慢の食事内容をご紹介

夕食の特徴

懐石料理をベースにした本格的な内容で、特にメインディッシュは鯛か牛肉を選べるのが特徴です。

地酒「金陵」と一緒に楽しむのがおすすめ。コース内容の一例をご紹介します。

特筆すべきは、地元の食材をふんだんに使用していること。

瀬戸内の新鮮な魚介類や、讃岐の野菜など、その時季ならではの味わいを存分に楽しめます。

また、料理人の技が光る繊細な味付けも魅力のひとつ。

品数も適度で、最後まで美味しく頂けるよう配慮されています。

お酒は地酒「金陵」がおすすめ。

香川県を代表する酒蔵の銘酒で、繊細な和食との相性は抜群。

また、日本酒が苦手な方向けのワインやビールなども充実しています。

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夜鳴きそばサービス

夕食後、21時頃から無料で提供される夜鳴きそば。

これがまた侮れない美味しさなんです。

コシのある麺と、あっさりとした出汁が絶妙なバランス。

夕食でお腹いっぱいのはずなのに、不思議と入ってしまうんですよね（笑）。

カウンターで他の宿泊客との何気ない会話も、旅の思い出になります。

朝食の充実度

朝食は和洋のバイキングスタイル。

中でも注目は、本場讃岐うどんのコーナーです。

朝から釜揚げうどんを頂けるのは、さすが香川ならでは。

コシの強さと喉越しの良さは、朝食にぴったり。

和食派の方には焼き魚や煮物、香の物などの種類も豊富。

洋食派の方も、サラダやスープ、パンなど充実した内容で満足できるはずです。

特に、地元の食材を使った小鉢の数々は、香川の食文化を感じられる良い機会となっています。

知って得する！特別サービス

お迎え処（ロビー）でのサービス

館内で特に居心地の良い空間が、このお迎え処です。

畳敷きの広々とした空間で、靴を脱いでゆったりとくつろげるのが魅力。

コーヒーや日本茶などの飲み物が無料で楽しめ、観光の合間の休憩にも重宝します。

また、観光案内も充実していて、金刀比羅宮周辺のマップや、おすすめの食事処の情報なども豊富。

スタッフの方に尋ねれば、地元ならではの穴場スポットも教えていただけるんですよ。

特に、雨天時の観光プランの相談には親身に乗ってくださいます。

お風呂上がりの楽しみ

アイスキャンディーの種類も豊富で、季節限定フレーバーなども登場するので、毎回どれにしようか迷ってしまうほど。

朝には定番のヤクルトも用意されていて、これがまた温泉上がりに最高なんです。

くつろぎスペースは、大きな窓から自然光が差し込む明るい空間。

ソファでゆっくりと過ごすのも、畳の上でごろりと横になるのも自由。

温泉で温まった後のこの時間が、実は滞在中の一番のお気に入りになるかもしれません。

館内のお楽しみ

館内に用意されたクイズラリーは、大人も子供も楽しめる工夫が。

建物の歴史や文化に関する問題を解きながら、館内の隅々まで探検できる仕掛けになっています。

景品もあるので、ちょっとした思い出づくりに最適です。

表参道に面した足湯は、こんぴらさん参拝の前後に利用するのがおすすめ。

石段参りの疲れを癒すのはもちろん、道行く人々を眺めながらのんびりと過ごす時間も楽しいものです。

予約前に知っておきたいポイント

ベストシーズン

春は桜、秋は紅葉と、四季折々の景色を楽しめます。

特に4月の桜シーズンと11月の紅葉シーズンは、金刀比羅宮の参道が一段と美しく、写真撮影にも最適。

ただし、この時期は予約が取りにくくなるので、3ヶ月前には予約を入れることをおすすめします。

夏場は屋外の足湯や夕涼みスポットが充実しており、冬は温泉がより一層心地よく感じられます。

また、冬場は比較的空室が取りやすく、静かにゆっくりと過ごしたい方にはおすすめの時期です。

予算の目安

平日1泊2食付きプランは、お一人様15,000円からとリーズナブル。

休前日は2,000円～3,000円程度の追加料金が必要です。

ただし、特別室や露天風呂付き客室は、これより上のランクとなります。

また、季節や特別プランによっても料金は変動するので、予約時に要確認です。

嬉しいポイントは、温泉施設や館内のさまざまなサービスが宿泊料金に含まれていること。

貸切風呂も追加料金なしで利用できるので、実質的にはかなりお得な価格設定と言えます。

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交通アクセス

御宿　敷島館（共立リゾート）
(画像提供：楽天トラベル)

まとめ

敷島館での滞在は、歴史ある建物で現代的な快適さを楽しめる、まさに「和」の贅沢を味わえる体験です。

特に以下の方におすすめです。

建物選びに迷ったら、まずは風情ある敷島館での宿泊をおすすめします。

歴史と現代が織りなす特別な空間で、きっと素敵な思い出が作れるはずです。

実際に宿泊した多くの方が、「また来たい」とリピートされているのも納得の魅力があります。

また、スタッフの方々の細やかな心配りも特筆すべき点。

さりげない気遣いや丁寧な対応が、滞在をより快適なものにしてくれます。

香川観光の拠点として、また、ゆっくりと温泉を楽しむ宿として、敷島館は理想的な選択となるはずです。

歴史ある建物で過ごす特別な時間を、ぜひ体験してみてください。