レモンの木、最近は自宅の庭に植える人も多く人気がありますよね♪
レモンの木への肥料の与え方は、収穫量と果実の質に大きく影響します。
肥料を適切に施すことで、木全体へ必要な栄養が行き渡り、香り高い大きなレモンが実るようになります。
ここでは、レモンの木に最適な肥料の適用時期、施肥方法、お勧めの肥料の種類について、具体的に説明していきます。
自宅でレモンの木を育てている方は、ぜひこの記事を参考にして、元気で美味しいレモンの育成に役立ててくださいね＾＾
レモンの木へ肥料を施すコツ！基本から追肥までしっかりと！
特に肥料を好む柑橘類の中でも、レモンの木は顕著な例です。
年間を通して花が咲き、放っておくと大きく成長するほどの強い生長力を持つため、適切な初期肥料（元肥）と育成途中の追加栄養（追肥）は欠かせません。
レモンは一年に三度、5～6月、7～8月、そして9～10月に花を咲かせ、それぞれ秋、冬、春に果実を結びます。
この四季なり性を有するため、各開花期ごとに充分な肥料を提供することが肝心です。
肥料不足は葉の色褪せなどの現象を引き起こします。
適切な肥料の量を施すことで、レモンの木を健全に保ち、年ごとに美味しい果実を収穫できます。
有機肥料は緩効性の性質があり、土を柔らかくしながらゆっくりと効いて、木を無理なく大きく生長させることができます
ただし、自然派の肥料なので、特有のニオイが出るのが難点です。
鉢植え栽培のレモンにはおすすめしません。
化成肥料は、人工的に作られているので、ほぼ無臭であることが特徴です。
鉢植え栽培の肥料には、化成肥料を与えるのがおすすめです。
化成肥料にも様々な種類がありますが、必ず緩効性のタイプを選んで購入してください。
分解が済んでいない未熟の有機成分が多いと虫の発生が多くなることもあります。
鶏ふんも油かすも「発酵」したものを使用しましょう。
レモンの木育成のための肥料の選び方と施肥のタイミング
レモンの健康な成長には、「有機肥料」と「化成肥料」という二つの主な肥料タイプが重要であり、場合によっては「液体肥料」の追加が推奨されます。
有機肥料は天然の成分、例えば油粕や鶏糞から成り、地植えされたレモンの木の最初の肥料（元肥）として適しています。
しかし、多くの苗には既に初期肥料が施されていることがあるため、追肥の必要性はレモンの木の現状を見て決めるべきです。
有機肥料は時間をかけて徐々に効果を発揮し、土を改善しながら木の成長を促します。
ただし、その自然由来の匂いは鉢植えのレモンには適さないかもしれません。
一方、化成肥料は人工的に作られ、無臭のため鉢植えレモンへの使用が好まれます。
nico購入する際は、時間をかけて効く緩効性のタイプを選びましょう！
レモンの木へ肥料を与えるタイミング
レモンの木に肥料を与える適切な時期は2月、6月、9月、そして11月です。
これらのタイミングで基本的な肥料から開花後の追肥、収穫後のお礼肥まで、年4回施すことが望ましいです。
地植えでも鉢植えでも同じスケジュールが適用されます。
特に6月はレモンの開花と果実の着果が始まる大切な時期であり、追肥を欠かさないようにしましょう。
お礼肥は、果実がなり終わった後に植物の体力回復を助け、翌年も元気に育つために重要です。
肥料の与え方
植物は根の先端から栄養を吸収しますので、肥料は植物の幹から少し離れた場所に施すのが理想的です。
地植えの場合、株の周囲に肥料を均等にまき、その上に腐葉土を敷いてください。
鉢植えの場合にも、植物の外周に肥料を置き、栄養分がじっくりと吸収されるのを待ちます。
元肥の施用方法のポイント
市販のレモンの苗木は多くの場合、すでに適量の肥料で育成されているため、追加で元肥を施す必要がないこともあります。
葉が充実して色濃い苗木は、追加の元肥が不要です。
過剰な栄養は害虫を引き寄せる可能性があるので、施肥は慎重に行いましょう。
一方で、葉の色が薄い苗木には元肥の提供を検討すると良いでしょう。
植え付け時に、鉢植えであれば土に、地植えであれば土壌に元肥を混ぜ込むのが一般的です。
地植えでは有機肥料が、鉢植えでは化成肥料が適しています。
緩効性の肥料、特に玉肥や油かすは使い勝手が良く、急に肥料が必要になった場合は液体肥料を与えることをお勧めします。
nico油かすを水に溶かした「油かす水」は手軽に作れて便利ですよ＾＾
追肥の施用方法のポイント
レモンの木への追肥に関しては、植物の根元から少し離れた場所に施すことが重要です。
鉢植えで育てられるレモンの木向けには、表面に散布しやすい錠剤形状や粒状の追肥剤が多く、これらは手軽に使用できます。
ご自身の好みに合わせて、適切な追肥剤を選んでください。
お礼肥の施用方法のポイント
レモンが実を終える11月ごろには、お礼肥を施してください。
これにより弱った木の元気を取り戻し、翌年の健康な成長を支援します。
肥料の基本的なタイミングは、春の始めの元肥、3月、収穫後のお礼肥、そして9月の秋肥です。
レモンの木への肥料の適切な量は？
レモンの木が成長し成熟するにつれ、施す肥料の量も徐々に増やしていくことが推奨されます。
果実を多く収穫したいからと言って、肥料を頻繁に与える必要はありません。
過剰に肥料を与えると、レモンの木が肥料焼けを起こすリスクがあり、葉の色が変わるか、しおれることがあります。
この状態が進行すると、植物が枯れる可能性もあるため、慎重に扱う必要があります。
特に鉢植えの場合は、肥料焼けのリスクが高まるため、施肥量と頻度に注意してください。
まとめ
レモンを成長させ、美味しいレモンの実を得るためには、適切な肥料の使用が不可欠です。
肥料選びが難しく感じるかもしれませんが、心配は無用です。
多くの園芸店やホームセンターでは、既に混合された果樹専用の肥料が豊富に取り揃えられています。
これらの肥料を選んでレモンの木に施すことで、樹木は健やかに成長し、豊富な収穫が期待できます。
肥料を正しい量で使用することが、健康なレモンの木の育成には重要です。適量の肥料を施し、質の高いレモンの育成を目指しましょう♪