旅行や出張の際、便利なキャリーケースを使うことが多いですよね。でも、大切なパソコンをキャリーケースに入れて運ぶのは、実はリスクがあるんです。
キャリーケースは今や旅に欠かせないアイテムですが、パソコンを入れるとなると話は別。なぜかというと…
- 精密機器であるパソコンは振動に弱い
- 移動中の予期せぬ衝撃
- 温度や湿度の急激な変化
これらが、パソコンにダメージを与える可能性があります。
結論から言うと、何の対策もなしにキャリーケースにパソコンを入れるのは危険です!
しっかりと専用アイテムで対策をしましょう!リスクと対策について本文で詳しく解説していきます。
キャリーケースにパソコンを入れるリスク
キャリーケースにパソコンを入れるとどのようなリスクがあるのでしょうか?
振動と衝撃によるダメージ
キャリーケースを引いて歩く時、どんな場所を通りますか?
アスファルトの道、石畳の道、段差のある場所などを通る機会もありますよね。
これらの場所を通るたびに、中のパソコンに振動や衝撃が伝わるんです。
特に注意が必要なのは…
- ハードディスク(HDD)の損傷:磁気ディスクとヘッドの接触によるデータ損失
- 接続部分の緩み:内部のケーブルや部品の接続不良
- 画面のひび割れ:液晶画面への衝撃による破損
私の友人も、キャリーバッグにパソコンを入れて持ち運んでいたら、液晶が割れて大惨事だったと言っていました…。いざ仕事で使おうと思ってそんな事があったら冷や汗ものですよね!
HDDとSSDの違いと影響
パソコンの種類によって、影響の度合いが変わってきます。
HDD(ハードディスクドライブ)
- 機械的な部品があるため、振動に非常に弱い
- データを記録する磁気ディスクが物理的に回転する
- 強い衝撃でヘッドがディスクに接触し、データ損失の可能性
SSD(ソリッドステートドライブ)
- SSD(ソリッドステートドライブ)
- 可動部品がないため、HDDより振動に強いが、完全に安全というわけではない
- 内部の電子回路や接続部分にダメージを受ける可能性
SSDだからと言って安心はできません。
移動手段別の注意点
飛行機、新幹線、バスや車それぞれの移動手段での注意点をまとめました。
飛行機でのパソコン持ち運び
飛行機でパソコンを運ぶ際は、必ず機内持ち込みにしましょう。
なぜなら…
- 預け入れ荷物は乱暴に扱われることがある
- 温度変化の大きい貨物室でダメージを受ける可能性
- 盗難のリスクも
機内持ち込みなら、自分の目の届く場所にパソコンを置けますからね^^
また、X線検査について心配な方も多いですよね。でも、実は大丈夫です。
現代の空港X線検査はパソコンに影響を与えないよう設計されています。
ただし、検査の際はパソコンをバッグから出すことを忘れずに!
万が一のために、重要なデータはクラウドにバックアップしておくと安心ですね。
新幹線でのパソコン持ち運び
新幹線の座席上の荷物置き場、便利ですよね。でも、使い方には注意が必要です。
- バッグが落下しないよう、しっかり固定する
- 他の乗客の荷物の下にならないよう気をつける
- 停車時や発車時の揺れに注意
もし不安なら、足元や膝の上にパソコンを置くのも良い方法です。
新幹線は比較的揺れが少ないですが、それでも注意は必要です。
- 急ブレーキの可能性を考えて、パソコンは常に安全な場所に
- トンネルに入る時の気圧変化に注意(特にHDDの場合)
- 長時間の使用は避け、こまめに電源を切る
上記のことに注意してくださいね。
バスや車でのパソコン持ち運び
バスや車は、意外と振動が多い乗り物です。
対策としては下記の方法が有効ですよ^^
- サスペンション付きのパソコンバッグを使用する
- 膝の上や足元に置く際は、クッションを挟む
- 道路状況に応じて、パソコンの位置を調整する
安全な収納方法としては、キャリーケースに入れる場合は、衝撃吸収材で包み、できれば専用のパソコンバッグを使用する事。
また、車内ではシートベルトで固定できる場所に置く事が大切です。
パソコンを安全に持ち運ぶ方法
パソコンを安全に持ち運ぶためのアイテムも今は和多く販売されています。
専用のパソコンバッグやスリーブを使って、故障やトラブルを防ぎましょう。
衝撃吸収素材の重要性
パソコンバッグを選ぶ際は、衝撃吸収素材にこだわりましょう。
- エアクッション:軽量で効果的な衝撃吸収
- 高密度フォーム:しっかりとした保護性能
- ジェル素材:柔軟性と耐久性を兼ね備えた新素材
これらの素材が使われているバッグは、パソコンを守る強い味方になりますよ。
\デザイン性と機能性を備えた、ソフトな手触りのセミハード仕様/
\表面が撥水加工されているので、大事なデバイスを水から守る!/
キャリーケースに入れる際の注意点
どうしてもキャリーケースに入れたい場合は、これだけは守ってください。
- パソコンは衝撃吸収材で包む:気泡緩衝材(プチプチ)や専用のクッション材を使用
- キャリーケースの中央に配置:両サイドを柔らかい衣類で保護
- 画面側を内側に向けて収納:外からの圧力から画面を守る
- 隙間をなくす:パソコンが中で動かないよう、衣類などで隙間を埋める
100円ショップでも手に入る気泡緩衝材(プチプチ)は、パソコン保護の強い味方です!
パソコンを完全に包み込むようにします。
ただ、あまり強く巻きすぎると、逆効果になることもあるので注意してくださいね。
タオルや衣類でも代用可能ですが、効果はやや劣ります。
キャリーオン(スーツケース上部への設置)のリスク
キャリーオンは便利そうに見えますが、実は危険です。
キャリーケースの振動が直接パソコンに伝わってしまい、不注意で落下させてしまうリスクがあります。
他の乗客や障害物との接触の危険性もあるため、注意が必要です。
そこでキャリーオンの代わりに、こんな方法はいかがでしょうか?
リュック型パソコンバッグの使用
両手が空くので、キャリーケースも楽に引く事ができますよ!
ファッション性を失わない、おしゃれなデザインのものも多数販売されています。
\大容量ながら、満員電車でも邪魔にならないスリムデザイン/
\高い防水性でPCをしっかりガード!出し入れも楽々!/
キャリーケースに固定できる専用バッグの使用
一体化することで、振動を軽減してくれます。
専用のものなら落下する危険性も軽減できますし、機内持ち込み用の荷物とあらかじめ分けておけるので搭乗もスムーズですね。
\楽天で★4.53の高評価!/
パソコンの種類別の注意点
パソコンの種類別の注意点もご紹介します。
ノートパソコン
ノートパソコンは持ち運びやすい反面、デスクトップに比べて壊れやすい面もあります。
- 液晶画面の保護:専用のスクリーンプロテクターを使用
- キーボードの保護:キーボードカバーを装着
- 接続ポートの保護:使用していないポートにはカバーをする
タブレット
タブレットは画面が大きいため、保護が特に重要です。
- 画面保護フィルムの使用:強化ガラス製がおすすめ
- 専用のハードケース:コーナー部分の保護に注目
- スタンド機能付きケース:移動中の視聴も安全に
\タブレットスタンドとしても使える!薄型フォルムなので、カバンの中へスムーズに入れられる!/
まとめ
さて、ここまで「キャリーケースにパソコンを入れて大丈夫?」という疑問について、詳しく見てきました。
- 振動と衝撃に注意!
- 専用バッグが最強の味方
- 移動手段別の対策を忘れずに
- 正しい収納方法でリスク軽減
上記のことに注意して、パソコンを安全に持ち運ぶようにしましょう。